15トンの追突と、48歳の身体が教えてくれたこと。

それは、いつもの通勤途中の出来事だった。

49歳という、人生の折り返し地点をいよいよ目前にした昨年末。
赤信号で車を止め、何気なくバックミラーに目をやったその瞬間だった。

視界に入ってきたのは、大きな鉄の塊。
15トンはあろうかという大型トラックが、ゆっくりと、しかし確実にこちらへ近づいてくる。

「あ、これは避けられないな」

そう思った直後、鈍い衝撃が走った。

幸い命に別状はなく、その場では「大したことはない」と胸をなでおろした。
けれど、本当の“追突”は数日後にやってきた。

左腕が重い。
首が回りにくい。
背中から腰、そして足先まで。

まるで全身がひどい筋肉痛に包まれたような、鈍い痛みが続く。

どうやらアラフィフの身体は、ダメージを受け止めるにも、少し時間がかかるらしい。

年末年始の慌ただしさも重なり、気づけば心も身体も余裕をなくしていた。
このブログという「自分だけの港」からも、ずいぶん遠ざかってしまった。

書きたい言葉はあったはずなのに、
キーボードを打つリズムを、少し忘れていたみたいだ。

事故という名の、思いがけない休止符。
でも、こうしてまた言葉を書き始められたのは、やっぱり書くことそのものが、どこかで自分を整えてくれるからなのだろう。

49歳。

身体のあちこちに残る「衝撃の余韻」をなだめながら、
また少しずつ、メローな日常を綴っていこうと思う。

老いと劣化には、できれば抗いながら。
でも、ときどきゆっくり歩くのも悪くない。

そんなことを思いながら、今年50歳を迎える。

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